2016年5月20日

「歯は身体、身体は歯」をモットーに噛む力の回復を目指します

院長あいさつ

 こんにちは、当院のHPを訪ねていただき、ありがとうございます。
 私は当院院長の田中宏尚と申します。

 歯科医師として患者さんの歯を診ていると、一本一本の歯それぞれが喜怒哀楽を訴えているように思えてきます。
 元気な歯、疲れている歯、苦しんでいる歯、怒っている歯。歯は身体の一部ですが、鏡のように身体全体を映し出しています。そして同時に身体の好不調と同調しています。

 ですから、身体に起こる諸症状は歯を通してお手当てすることができます。たとえば足ツボのプロは、足から湧き出てくる情報を全身と重ね合わせて理解し、足ツボを通して全身をお手当することができます。
 耳ツボ、手のひらのツボ、顔、頭蓋のマッサージも同様です。お口の中も同じなのです。
 歯の使われ具合、歯ぐきと歯石の張りと色つや、上下の歯の合わさり方、顎の形、口蓋垂(こうがいすい)の形。それらすべてに、その人の身体と健康の情報が満載なのです。

 たった一本の虫歯でも、なぜそこに虫歯ができたのか。歯周病であれば、なぜその歯の部分からはじまったのか。そこには深い理由があります。その理由を探り、答えを導き出していかなければ根本的な解決を得ることはできません。
 当院はアナログな治療が主流ですが、患者さんのお身体から溢れだしている生の情報を迅速に汲み取り、整理し、その根本原因に対応していきます。
 アナログではあっても、当院独自のお身体修復プログラム、健康回復プログラム、自然治癒プログラムは日々の研究によって更新され続けています。

 痺れがある、目がショボショボする、だるい、寝付き・目覚めが悪い、頭痛、肩凝り、生理痛、腰痛といった身体の諸症状。
 噛みづらい、顎が鳴る、顎が痛むといったお口の諸症状。
 さらに、最近多くなってきた原因不明の痛みや違和感。
 虫歯ではない、歯周病でもない。レントゲンを撮っても異常はない。
 それなのに調子が悪い。そうした見えない病態が数多く出現しています。もしかするとそれらは身体のゆがみ、ねじれ、ストレス、偏りからきているものかもしれません。

 当院はそうした身体の不調の原因を突き止め、その不調和からの脱出のお手伝いをいたします。
 そのときに一番重要なのは、患者さんご本人の「治りたい、治したい」という強い素直な思いです。その思いが原動力となって、必ず治っていく道を歩みはじめます。
 当院では患者さんにとっての最良のお手当法を計画し、相談し、選択し、実行してまいります。

身体は治りたがっているのです

院長あいさつ 自然治癒とは、生まれながらにして持ち合わせている病気や怪我等を治すメカニズムです。言い換えれば、身体の一つひとつの細胞がしっかりと機能できるように活性化させて甦らせることです。

 当院では歯科疾患を全身の一部としてとらえ、一般的な従来の歯科治療法に加えて全身調整、ビームライト療法、ツボ療法などを併用し、虫歯、歯周病、顎関節症、総入れ歯、歯列矯正、咬合誘導などに臨んでいます。
 患者さんが本来持ち合わせている自然治癒力を引き出すために「万病一元、血液循環不良にあり」の理論のもとに、当院独自の数々のリハビリ療法で多角的にサポートさせていただいております。

波状治癒 自然治癒の流れの中での大きな特徴として「波状治癒」が挙げられます。

 これは身体全体が癒えていくときに必ず起こる自然の流れです。具体的には、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら時間の経過とともに改善の方向に向かっていく自然の摂理ともいうことができます。

 反対に、病態が増悪していくときにも同じように、悪くなったり良くなったりを何度か繰り返しながら時間の経過とともにより深刻になっていきます。
 歯周病、顎関節症、知覚過敏、根尖病巣、虫歯など、数々の歯科疾患にかかるときには必ず身体からの忠告があります。それを何回目の忠告で察知することができるか。これによってその病態の深さが異なるのです。
 病気の早期発見、早期治療のためにも、ご自身が発する身体のメッセージを鋭敏に感じることができる感性を磨きあげていくことが、病気予防の近道になるのです。

 当院は西洋療法である歯科治療に加えて東洋療法の整体、日本古来の医術である和方を組み合わせた独自の治療法を確立しています。患者さんの痛みを消失させるのはもちろんのこと、その根本的な対策を図っていく歯科医院です。

歯の宮大工としてお身体の調和に取り組みます

院長あいさつ 入れ歯をしている方がものを食べているときに、お口の中で入れ歯が食べ物と一緒に踊っている姿をよく見かけます。歯科医師としては心苦しい時です。
 上下の入れ歯が噛み合わさるときにどこかが先に当たり、入れ歯そのものがお口の中でねじれの力を受けて最終的にねじれきった所でそれなりに落ち着く。

 この状態で入れ歯安定剤を使ったとしても結果は同じです。むしろ顎堤(顎の土手)が受ける不可抗力は入れ歯安定剤によって加速されてしまいます。その結果、顎堤が吸収されていく、つまり顎の骨がなくなっていくことも加速されてしまいます。

 入れ歯同士でさえお口の中で落ち着いていないのに、食べ物がそこに介在して落ち着くとは考えにくいことです。
 上下の入れ歯が噛み合わさることで、それぞれに安定した力が与えられるように入れ歯の上下、前後、左右の接触状態に特別な配慮が必要と考えられます。しっかり噛める入れ歯をつければ、溶けてしまった顎の骨を再生させる可能性もあります。

 当院には無邪気なお子さん、病んでいる人、健康な人、さまざまな方々がいらっしゃいます。これらの患者さんに対してマニュアルを通した一辺倒な見方をするのではなく、先入観を捨て、ただありのままを感じ取ること。治療に当たってはこれを最も大切にしております。
 口を開け閉じしたときに顎が鳴ったり痛みをともなう顎関節症、噛みづらい入れ歯、歯周病、お子さんの歯列不正など、お身体の不調和により起こる数々の症状に関して「全身と調和の取れた顎位(噛み合わせ)の確立」を目標に、最新・最良の医療技術をもってお口の中の環境作りをお手伝いさせていただいております。

 歯というものは一度削ってしまうと、どのようなことをしても二度と元の状態には戻りません。
 でも諦めないでください。限りなくもとの状態に近づけることはできるかもしれません。それを行うことが私達歯科医の大きな責務と考えております。そのためには宮大工のような職人技が不可欠となります。

 宮大工とは神社仏閣の建築や補修をする、特殊技能をもった大工職人です。木材の材質を見極め、寸分の狂いもなく組み合わせて歴史的な建築物を造り上げていきます。
 私が目指す歯科医師もこれと同じで、いたずらに歯を削って取り返しがつかない不調和の状態になってしまう前に、できるだけ歯を削らず、患者さん本人の努力によって調和を得たいと考えております。歯科医師はそのための環境作りのアドバイザーでありたいのです。

 当院独自の食養指導とだるま落とし理論のもと、患者さんの無限なる自然治癒力を引き出し、身体の基盤である体幹部分の立て直しを図ってから、顎位の回復のために必要最小限の咬合調整を行っていきます。

 皆様のお役に立てるよう、歯の宮大工としてこれからも精進して参りたいと思います。

院長プロフィール

院長あいさつ院長 田中 宏尚
歯科医師/整体師

【専門分野】
・顎関節症
・不定愁訴(原因不明の痛み)
・入れ歯
・矯正歯科
・歯周病

【略歴】
1987年 日本歯科大学卒業
     卒業後、秋田、愛知、東京で研鑽を積み
2009年 歯科・かみあわせ矯正・日本橋開設
2011年 医療法人化

機能美歯科

機能美歯科

 機能美歯科とは、虫歯の治療や歯周病の治療など従来の歯科医療に「美」という視点をプラスした歯科医療です。
 特に「噛む」という機能を重視し、健康的で美しい口元を作ることを目的としています。

一般的な審美歯科の治療

機能美歯科 薬剤を使って歯の色を人工的に白くするホワイトニングや、歯の表面を削ってセラミックの薄い板を貼り付けるラミネートベニアが代表的な治療法です。いずれも噛み合わせなどには関係なく、人工的な手法で見た目の美しさを獲得する方法です。

 それはちょうど痩せるために人工的に栄養調整したダイエット食品を食べるようなものです。そればかり食べ続けていれば確かに痩せるでしょう。しかしそれでは健康的な肉体を保ったまま痩せることは不可能で、どこか病的な細さを手に入れることになります。

当院で行っている機能美歯科の治療

機能美歯科 機能美歯科は、見た目だけの美しさを求めるものではありません。噛み合わせのバランスや筋肉のバランス、骨格のバランスを調整し、左右対称に近づけることで均整の取れた本来の健康的な美しさを取り戻します。それは自然の恵みを受けた瑞々しい食品を摂ることで健康的にダイエットをするようなものといえるでしょう。

 綿噛み体操や整体、オイルマッサージなどを駆使することにより、歯並びを整え美しいピンク色の歯ぐきにいたします。患者さんによっては身体全体の調整をした結果、骨格が変化して骨張った顔つきが丸く小顔になったという方もいらっしゃいます。

口腔内科

口腔内科

 口腔内科は一般的な歯の治療とは異なり、歯だけでなく顎や口、顔面の組織など歯の周辺をふくむ歯科治療です。
 炎症や粘膜の疾患、顎関節の変形や疾患、腫瘍などの症状を非外科処置によって改善します。

主な取り扱い疾患

顎関節症
 口が大きく開けられない、開けづらい、口を開けると顎が痛い、カクカク鳴るといった顎関節症に悩んでいる方が多くいらっしゃいます。悪い噛み合わせ(不正咬合)が顎関節症の原因となることもあり、結果として顔がゆがんでくることもあります。

炎症
 虫歯や歯周病が原因で首の周りや喉の奥まで強い炎症が広がることがあります。腫れや痛みが酷くなると口が開けられない、飲み込めないといったさまざまな障害が現れることがあります。適切な治療を受けないと呼吸困難となり、生命の危険にさらされることもあります。

顎変形症
 上下の顎の骨の大きさや形の異常で噛み合わせや顔、顎の形に問題がある患者さんに対して治療を行っております。

口腔内科的疾患
 ドライマウス(口が乾く、ネバネバする)や舌痛症(舌がピリピリする、痺れる)などの原因にはさまざまなものがあります。当院では徹底したカウンセリングをもとに、食事療法などを組み合わせ、自然治癒力を高めることで治療を進めております。

 また、当院では不正咬合や顎関節症の治療経験が豊富な院長が診療を行っております。多くの症状は当院独自のリハビリ療法で自然治癒することが可能です。
 まずはお気軽にご相談ください。

顎関節症の治療例(噛み合わせ治療の前後)

症例
 治療後は奥歯、及び前歯の中心がより左右均等な位置に矯正され、全体的な「ゆがみ」も少なくなっています。

症例
 治療後は噛み合わせに関わる歯の高さが、同一のライン上に並ぶようになっています。

矯正歯科

矯正歯科

 当院では噛む機能を重視した身体にやさしい矯正を行っております。

 たとえば八重歯が左側に生えている場合、当院ではまずなぜ右側には生えずに左側に生えたのか、その原因を究明し、身体全体のバランスとゆがみを正していくことからはじめ、可能なかぎり自然な形で機能美にあふれた歯並びを実現していきます。

不正咬合によるデメリット

・審美的なデメリットから劣等感を持ちやすい
・噛み合わせが著しく悪くなり、口腔内が不衛生になる
・咀嚼機能が低下する
・発音に障害が出やすい
・噛むという機能不全から、顎の動きとの不調和が生まれて顎関節への影響がでることがある

不正咬合の種類

叢生(そうせい)不正咬合の種類
 デコボコの歯、乱ぐい歯、八重歯とも呼ばれます。歯の大きさが大きかったり顎の大きさ、とくに横幅が狭いことで歯が生えるスペースが足りなくなるためデコボコになる状態です。

上顎前突不正咬合の種類
 出っ歯とも呼ばれます。前歯の傾きにより目立つ人もいれば、そうでない人もいます。上顎前突には上顎が出ている上顎前突と、下顎が引っ込んでいる下顎後退があります。上顎前突では上顎奥歯の後方移動をして治します。下顎後退では下顎骨の前方成長を誘導します。

反対咬合不正咬合の種類
 受け口とも呼ばれます。下の前歯あるいは下顎全体が前に出ている状態です。下の前歯の傾きにより反対咬合となっている歯槽性反対咬合と下顎自体が大きく前方に成長している骨格性反対咬合があります。

過蓋咬合不正咬合の種類
 歯を噛み合わせたときに上の前歯が下の前歯を覆い隠し、下の前歯がほとんど見えなくなる状態の噛み合わせです。噛み合わせが深いと下顎の動きが制限される可能性が高く、その結果口腔周囲の発育に影響が出ると考えられます。

開咬不正咬合の種類
 普通に噛んでも奥歯の数本しか噛むことができず、前歯が噛み合わない状態の噛み合わせです。舌で前歯を押す癖や指しゃぶり、口呼吸などが原因といわれています。小児矯正では矯正治療をすると同時に、悪習癖の改善を図るよう指導いたします。

空隙歯列不正咬合の種類
 すきっ歯とも呼ばれています。顎と歯の大きさが合っていない場合や、そもそも生えてきている歯が足りないことが原因となります。歯と歯の間に隙間ができてしまっている状態なので発音がしにくく、見た目もよくありません。

交叉咬合不正咬合の種類
 上下顎奥歯の噛み合わせが横にずれた状態で上下顎前歯の中心がずれることがあります。また顔の曲がりが認められることも多くあります。一般的に下顎側方偏位とも呼ばれており下顎に原因があると思われます。

一般的に行われている矯正治療

矯正治療 ブラケットと呼ばれる装置を一つひとつの歯に貼りつけ、ワイヤー(針金)で締めつけることによって歯を動かして矯正します。場合によってはマウスピース型の矯正装置で歯を移動させることもあります。顎が小さいために歯が並びきらずに歯列が乱れている場合には、正常な歯を抜歯して矯正することもあります。

当院で行っている矯正治療

矯正治療 なぜ歯列が乱れることになったのか、まずはその原因を明らかにしていきます。その上で、身体の中心線に合わせて歯が並ぶようにワイヤー・ブラケットを用いて矯正します。
 身体全体の中心に合わせずに歯並びだけの中心を合わせたのでは、歯並びだけはきれいになっても身体全体のバランスが崩れてしまうと考えます。その結果、顎に痛みが出たり、頭痛が出たり、腰痛、生理不順などの反作用が出てくる可能性が高くなります。当院の矯正治療では健康な歯の抜歯などは極力避け、顎のずれを正しながらできるだけ自然な形で美しい歯並びを実現いたします。

お子さんから大人まで矯正いたします

矯正歯科 当院の矯正治療は、見た目の美しさを追求するだけでなく、歯が持つ本来の機能を重視した方法で治療いたします。また顎のずれを診断したうえで矯正に取りかかります。

 できる限り歯を抜かない矯正治療(非抜歯矯正)や、主にお子さんのための入れ歯のように取り外しができる矯正装置を使う矯正治療(床矯正)などを取り入れております。
 お子さんから成人の方までお気軽にご相談ください。

顎関節症

顎関節症

 顎関節症とは顎関節の周りで何らかの要因により痛みが出たり、口が開かないなどの機能低下が起きることを指します。

 具体的には「口が開かない」「顎に痛みやしびれがでる」「噛むと痛む」といった症状で、悪化すると日常生活にも支障をきたすようになります。
 また顎関節症が原因で肩凝りや頭痛、食欲不振などの全身症状が現れる場合もあります。

あなたのウィークポイントが顎に現れている?

顎関節症 顎関節症の原因についてはまだよく解明されていない部分があり、多くの歯科医院では「原因不明の症状」として扱われています。その結果、まずは顎に原因があるのだろうとマウスピースを作って様子を見ることになりがちです。しかし身体のゆがみや噛み合わせのねじれ等を考慮することなくマウスピースを作っても、症状が改善されなかったり、あるいは顎の症状は改善されても身体のどこかに不具合が生じたりといった反作用が現れることがあるのです。

 当院では顎関節症の症状が出るということを、身体全体のバランスの崩れ、ゆがみから生じる不具合が顎に現れたものと考えます。人によって身体のゆがみや悪い噛み合わせによる障害が現れる場所は異なります。歯がウィークポイントの人ならば虫歯や歯周病となって現れるし、顎がウィークポイントの人の場合は、顎関節症や歯ぎしりなどの症状になって現れるのです。

 当院では徹底した診査・診断によりあなたのウィークポイントを的確に探し出し、その根本的な治療を行っております。
 顎関節症の場合、だるま落とし理論に基づく綿噛み体操を行うことによって身体のゆがみを正し、またマウスピースも正しい噛み合わせになるよう最適な状態に調整したものを装着していただくことにしています。

だるま落とし理論へ

顎関節症の原因

 顎関節は股関節と同様に身体の歪みがもっとも現れやすい部位なのです。股関節に異常がある場合は歩けなくなる、股関節が痛むといった明確な症状があります。しかし顎関節症の場合は必ずしも顎の痛みや口が開かないといった症状がなくても異常があるケースがあるので、より注意が必要です。

歯科治療が原因の場合
 むやみに歯を削ることによるもの、歯列矯正、合わない銀歯(高い、低い、引っかかる)、噛みにくい入れ歯、抜歯など

全身の不調和による場合
 精神的・肉体的なゆがみ(偏食、骨格のずれ、筋の異常緊張、ストレスなど)

 どちらの原因があるにしても、適正なリハビリを行いながら帰納的に治療を進めることにより、正しい治癒への道筋が見えてくるでしょう。

顎関節症の自己チェック

・食べ物を咬んだり、長い間しゃべったりすると顎がだるくなる
・顎を動かすと痛みがある。口を開閉したときにとくに痛む
・耳の前やこめかみ、頬に痛みがある
・大きなあくびやリンゴの丸かじりができない
・ときどき顎がひっかかったような感じがして動かなくなる
・人差し指、中指、薬指の3本を縦に揃えて口に入れられない
・口を開閉したときに耳の前の辺りで音がする
・最近、顎や首、頭などを打ったことがある
・この頃、噛み合わせが変わったと感じる
・頭痛や肩凝りがよく起こる

顎関節症の症例

下顎を上から見た模型
症例

 全体的なゆがみとともに、歯列も若干矯正されています。


患者Mさん(女性・初診時41歳)症例
診断名:顎関節症Ⅲ型(顎関節内障)

【患者さんの声】
 全身調整をした後はすっきりとして、目の前が明るくなりました。身体も軽くなりました。


患者Mさん(女性・初診時27歳)症例
【患者さんの声】
 日常生活において注意することや治療内容に関しての説明を丁寧にしてくださいました。改善するのならと思い、先生の言葉を信じて頑張ろうと決めました。

顎のリハビリ矯正診断

顎のリハビリ矯正診断

 当院では自然治癒力を強めることによって顎のずれを矯正し、外科的手術をせずに本来の噛み合わせを実現させております。

身体のバランスを見極め、整えることの重要性

「いくら噛み合わせばかりを調整しても、身体のバランスを見極めた上で整えていかなければ意味がない」
 私がはじめてそのことに気がついたのは、今から十数年前のことでした。その当時はある程度は噛み合わせというものが理解できてきて、いろいろなセミナーでの教えを実践していた頃でした。

 総入れ歯のご老人が来院されて、新しい入れ歯を作りたいとのご要望でした。
 私は日頃の勉強の成果を発揮したいとばかりに、真剣にこの入れ歯作りにアプローチすることにしました。型を取り、模型を起こし、患者さんの噛み合わせを確認し、仮の入れ歯を試適し、いよいよ出来上がった入れ歯を装着するときが来ました。

 ところが!?噛み合わせが合わないのです。
 技工所のミスかと思い、連絡を取って工程を確認しました。しかし、疑わしいところはひとつもありませんでした。
 それでは私の技術に問題があったのでしょうか。

 私は気持ちを切り替えて患者さんにうかがいました。
「型取りをしてから入れ歯ができるまでの間に、何か生活の中で変化はありませんでしたか?」
 何か心配事でもできて、強く歯を噛みしめるようなことがあったのではないだろうか。そのために歯が動いてしまったという可能性はあります。
 しかし、ご老人にそのような変化は何もないということでした。

「でもねえ、先日階段から落ちて腰を打ってしまいましたよ」

 その瞬間私は「これだ、これしかない!」と思いました。
 何も歯に負担をかけるようなことをしなくても、転んで身体を打つようなことがあればそれだけで身体のバランスが崩れ、噛み合わせに影響が出る。そのことに思い当たったのです。

 まさに「歯は身体、身体は歯」そのものなのです。噛み合わせの調整とは歯だけを診るのではなく、身体全体の観点から調整していく必要があるのです。

歯を削ると口腔内、顎の関節、全身にまでゆがみが生じる

 『私がまだ駆け出しの歯科医だった頃の話です。
 左上6番目の歯がない患者さんに銀歯のブリッジをするため、マニュアル通りの歯冠形成(歯を削って被せものを装着しやすいように形を整えること)を行っていました。

 最初に左上5番目の歯を削って銀歯を入れるためのスペースを確保し、続いて左上7番目の歯の噛み合わせ面を削っていたときでした。
 その部分を削れば削るほど、確保しておいたはずのスペースが縮まっていき、とうとう左上5番目の歯と左下5番目の歯が接触するようになってしまいました。これでは他の歯が噛み合わなくなり、うまくものが噛めなくなってしまいます。

 間違いなくマニュアル通りにやった。それでも上手くいかないのはなぜか。どうしていいのか分かりませんでした。その時は仕方なく、再び左上の5番目と7番目の歯を削ってスペースを作り直してその場をしのぎました。
 しかし銀歯を装着する時になっても原因は分からないままでした。友人や先輩にも聞いてみましたが、「そういうことはよくあることだよ」と言われるだけでした。

 患者さんを前にして、私は「カチカチと噛んでみてください。高くはないですか?」と聞くしかありませんでした。

 今思えば、最初に左上5番目と7番目の歯を削ったことで口腔周囲の筋肉や顎の関節を支える軟組織、ひいては全身にゆがみが生じてこのようなことが起こったのです。左上5番目の歯と左下5番目の歯が接触するようになったのは、上下の歯が接触し合うことによって、それ以上身体がゆがまないようにストッパーの働きをしていたのです。
 もしストッパーが働かなければ、やがて顎全体がゆがみ、身体のバランスが崩れていき、数ヶ月後には顎が悲鳴を上げる状態に陥っていく。つまり顎関節症になるのは避けられなかったでしょう。

 歯を削ると身体にゆがみが生じることは、体調が良い時でも起こることです。ましてや体調が悪い時は、絶対に歯を削るのはやめるべきです。』

身体のゆがみが生じると、顎が変位してバランスをとります

顎のリハビリ矯正診断 当院では従来の歯科治療法にくわえて、噛む力の回復に主眼を置いて患者さんの「自然治癒力」を増進させていく治療を提供しております。

 顎は、何らかの理由によって身体にゆがみが生じるとその位置を変位させて全体のバランスを保とうとするのです。

 私たちが本来持ち合わせている「自然治癒力」を引き出すためには、どれだけ調和の取れた噛み合わせを維持しているかということは非常に大切です。
 また「万病一元、血液循環不良にあり」という通り、病気と血液循環には深い因果関係があります。噛み合わせが悪いと血液循環が滞り、消化不良が起こったり肩凝りが起こったりすることは数多くの臨床例からも明らかになっています。

 歯科治療では顎の中心線を確保したうえで治療することが重要です。虫歯の治療も歯の矯正も、歯周病の回復も、入れ歯の装着も例外はありません。
 顎の位置がずれたままの状態で治療することは砂漠の上に建物を建てるようなものです。必然的に再発のリスクを高め、さらには顎のずれを助長させて噛む力を著しく低下させていくことになるでしょう。

 当院では「自然治癒力」を引き出す根本治癒の歯科医療を実現するために、顎のずれを矯正するためのさまざまなリハビリプログラムを提供しています。
 顎のずれは、歯を削ったり抜いたりすることによる口腔由来のずれ、身体が曲がることによる体幹由来のずれに大別することができます。またそれらが複合してずれることもあります。

 まずは何が根本原因となって顎のずれが生じているのかを見極め、その上で処置を行うことが肝心です。
 適切な処置をすれば、メスの力を借りた外科手術を行わなくても顎のずれは大幅に改善することが可能です。重症の場合はリハビリを数年継続していただくこともありますが、当院では極力メスを使わずに自然治癒力で完治することを目指します。

当院で顎のずれのリハビリを行った患者さんの症例

患者Mさん(女性・初診時41歳)症例
 正中がそろいはじめ、上下の歯が噛み合うようになってきています。

【患者さんの声】
 全身調整をした後はすっきりして、目の前が明るくなりました。身体も軽くなりました。

患者Mさん(女性・初診時27歳)症例
 顎関節の位置が左右対称になりつつあります(偏位の解消)。

 この後さらにリハビリを行い、左右の骨の太さがそろっていきます(変形の解消)。

患者Uさん(男性・初診時30代)
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症例 今回、体験者のUさん元気にスタートです。 症例 ちょっと不安そうな面持ちで先生の準備を待つ。 症例 診療前のUさんの歯ぐき。
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症例 Uさんの歯型を取る。 症例 歯型をみてどの部分を中点的に治療するべきかを判断する。 症例 噛み合わせを矯正し、歯ぐきの血行を正常にする。
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症例 体中のツボを刺激し、血行促進を促す。 症例 東洋医学の整体を駆使して、全身のバランスを整える。 症例 さらにツボを刺激する。
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症例 整体治療を取り入れ、体内から変化を促した後、再度噛み合わせを調整する。 症例 最後に歯形を取り、変化具合を見る。 症例 わずか1時間半の治療での結果。

症例
 レーザーも使わず、整体リハビリ治療だけで歯ぐきの色合いが透き通ったピンク色に変わりました。腫れも消失しています。

症例 左が治療前のゆがみがあるUさんの歯型。
 右がわずか1時間半の治療できれいなアーチを描いているUさんの歯型。

顎のリハビリ矯正診断
症例
 治療後は奥歯、及び前歯の中心が左右均等な位置に矯正されているのがわかります。

症例
 治療後は中心位置がより正常な位置に移動しており、なおかつ奥歯と前歯の高さのズレも、より少なくなっています。

症例
 最奥歯の位置に基準線を置いた時、治療後が全体的により左右対称で、きれいなアーチを形成しているのがわかります。

カウンセリングをおこなっております

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